アメリカインディアン ホピ族の神話
ネイティブアメリカン ホピ族の神話

アメリカ先住民 ホピ族

 HOPI 平和の民ホピ

アメリカ先住民は約2万5000年前にシベリアから大陸に進出したモンゴロイドとされています。
当時は氷河期であり、現在のベーリング海は凍結していて、ユーラシア大陸からアラスカ経由で歩いて移動したと考えられています。
彼らは北アメリカは全土に広がり、独自の文明を築いていました。1492年コロンブスがアメリカ大陸を発見して、その後白人の移民が始まりました。

やがてヨーロッパからの移民による先住民迫害の悲しい歴史が始まりました。

当時、北アメリカ大陸には200万人以上の先住民がいたと推定されています。しかし、相次ぐ迫害により19世紀末には25万人まで減ってしまいました。

その後、不当な差別を受けながらも彼らは伝統を守り現在に至っています。

少数民族であるホピ族は、多数ある部族の中でも独特の歴史観を持ち多くの伝説を守っていて、他の部族とは一線を画しています。

最も有名な話は太平洋戦争末期、日本に原爆が落とされました。ホピ族の伝説に原子爆弾を予言する話があり、この事に危機感を強くしたホピ族は代表者を国際連合まで行って、終末の回避を訴えています。

 現在のホピ

ホピ族はメサと呼ばれる高台で伝統を守りながら生活しています。
彼らはシルバーを巧妙に細工してインディアンジュエリーを制作しています。
オーバーレイと言う手法で作られたシルバーはとても美しく、他の部族の追従を許しません。

ここでは、ホピ族の中で語り継がれている伝説を以下の文献から紐解いて紹介します。
フランク・ウォーターズ著「ホピ・宇宙からの聖書」